幻想的な風景が広がるイエローストーン国立公園。
「見どころがたくさんありますが、子連れでも楽しめる?」
子連れ旅行は何かと不安が大きいですよね。
子供たちでも楽しめるか、子供でも歩ける場所か。
結論、めちゃくちゃ楽しめた!
イエローストーン国立公園は、車移動+少し歩く、で楽しめる国立公園で子連れでも楽しめましたよ!
イエローストーンの基本情報
- 日本からは飛行機で近くの街まで行ってからレンタカー
- 堪能するには園内のホテルOld Faithful Innがおすすめ
- 見どころは大自然と動物たち
イエローストーンの見どころ
- Grand Prismatic Spring
- Old Faithful Geyser
- Old Faithful Inn
- Morning Glory Spring
- West Thumb
- Hayden Valley
- Falls
- Mammoth Hot Spring
- Boiling River
イエローストーンの見どころ
子連れにはジュニアレンジャーに挑戦がおすすめ!
イエローストーン国立公園の基本情報・アクセス
イエローストーン国立公園は、アイダホ州・モンタナ州・ワイオミング州にまたがって位置しています。
世界初の国立公園なんです。
8,980㎢という広大な敷地で、公園内の移動にも車で1時間以上かかります。
しっかり楽しみたい人は公園内に公園内に何泊かすべきでしょう。
イエローストーン国立公園へのアクセス
日本からだと、アクセス方法は大きく3つ。
飛行機で近くの空港まで行きます。
- ソルトレイクシティ空港
- ジャクソンホール空港
- ボウズマン・イエローストーン空港
ロサンゼルスやサンフランシスコで乗り換えて、ソルトレイクシティ,ジャクソンホール,イエローストーン空港どれかに乗り継ぎます。そこからレンタカーでイエローストーンへ。
イエローストーン内では、車移動が必須。
空港でレンタルしてしまいましょう!
アメリカで運転するには国際免許を取得していけばOK。
アメリカの交通ルールを知りたい方はこちら。
ソルトレイクシティ空港からイエローストーン国立公園は車で5〜6時間。
ソルトレイクシティは観光で訪れても楽しい街。
ボンネビルフラッツというアメリカのウユニと言われる塩湖が広がります。
ジャクソンホール空港からは車で2時間。
ジャクソンホール空港はイエローストーンへの旅行者向けの空港で、小さいながらもレンタカーもできるところです。
グランドティトン国立公園も観光したい人はここから出発。
イエローストーン空港からは2-3時間。
空港もイエローストーン公園の雰囲気で作られ、空港だけでも観光に行きたくなります。
ウェストイエローストーンに最も近い空港はここ。
運転が心配な人はツアー参加も!
KKdayではイエローストーンの多くのツアーを開催しています。
イエローストーン国立公園へ行くベストシーズン
イエローストーン国立公園のベストシーズンは5〜10月。
この時期だと、多くの自然・動物を楽しめます。
ただ、アメリカの人気観光地ですので、混雑している時期でもあります。
ホテルなどは早めに手配したほうが良いでしょう。
冬も魅力的ですが、凍ったり見られるポイントが減ってしまいます。
公園内で、自然災害があっても人の力は使わず、自然のまま。
雪解け水による洪水が起こり、春まで通れない道が出るのも日常的。
特に私たちが行った2022年は、前例のない規模の洪水が起きた年でした。
公式HPで公園の状況、見られないポイントをチェックしておきましょう。
イエローストーン国立公園の見どころを堪能するには園内のホテルで!
イエローストーン国立公園の観光は、園内に宿泊をおすすめします。
イエローストーン国立公園の見どころは広大な敷地のため、園内の移動にも時間がかかるから。
園外から園内へ移動を毎日するのは時間がもったいない。
公園の公式HPでもホテルの予約ができますよ。
公園内の一番人気はOld Faithful Inn。
私たちは今回Old Faithful Innに宿泊しました!
イエローストーン国立公園の見どころ
イエローストーン国立公園は広大な土地のため、行く場所によって景色が変わり、見どころ満載です。
- 大自然・大絶景
- hot spring
- Gyser(間欠泉)
- Mud pot(泥状のhot spot)
- Falls(滝)
- 動物たち
- グリズリー
- 狼
- エルク
- バイソン
この記事では見どころをたくさん紹介します。
イエローストーン国立公園見どころ モデルコース2泊3日
イエローストーン国立公園は8の字の形に道路が走っています。
この8の字の道路に沿って、効率よく回っていくことがポイントです!
私たちはソルトレイクシティを朝早く出発し、昼過ぎにイエローストーンに到着しました。
8の字の下の丸に西から合流する形です。
下の丸をぐるっと回って、上の丸へ移動する、そんなイメージで観光をしましたよ!
Day1
- Grand Prismatic Spring
- Old Faithful Geyser
- Old Faithful Inn
Day2
- Morning Glory Spring
- Yellow Stone National Park Ranger
Day3
- West Thumb
- Byson
- Lower Falls
- Upper Falls
- Mammoth
今回行けなかったポイント
- Boiling River
見どころ① グランドプリズマティックスプリング
イエローストーン国立公園の見どころで最も有名な1つと言っても良いでしょう、「グランドプリズマティックスプリング」。
楽しみ方は2つ。
歩いて近くまで行くか、展望台まで歩いて上から全貌を楽しむか。
おすすめは展望台。
非常に大きいスプリングなので、近づくと全貌が見えないから。
子供でも駐車場から展望台まで歩ける距離でした。
ここを訪れるなら昼過ぎがおすすめ。
朝早いと気温が低く、グランドプリズマスティックスプリングから湯気が発生し、綺麗に全貌が見られないことがあるから。
見どころ② オールドフェイスフルガイザー
Faithfulとは、「規律正しい」という意味。
昔から、等間隔に噴出することから、この名がついたのだとか。
見事な噴出に加え、予想時間と大きくずれない。
毎回、多くの人が集まって噴出を待っています。
ビジターセンターに予想時刻が書いてあるので、チェックを。
待っている間、謎のウェーブをしたり、待っている間も楽しいです。
見どころ③ オールドフェイスフルイン
Old Faithful Geyserのすぐそばにあるホテル。
イエローストーン国立公園の中でも人気のホテルです。
ホテル自体がおしゃれで観光スポットにもなっているんですよ。
ロビーの暖炉、木でできたおしゃれな佇まい。
Old Faithful Geyserを見に来たついでに、一度入って見てはいかがでしょうか。
2回のテラスからは、噴出が見られます。
ここでランチを食べながら、噴出を見る、というのもおしゃれですね。
見どころ④ Morning Glory Spring
子供でも歩けるハイキングコースを求めてMorning Glory Springへ。
道は舗装されていて、車椅子やベビーカーでも行くことができました。
道の両側にはいろいろなGeyserがあり、見飽きることなく2時間弱かけて到着。
子供たちは噴火を身過ぎて
噴火しても気にせず遊ぶようになりました。
Morning Glory Springは朝顔みたいなSpringという意味。
以前は中心部が青色だったらしいのですが、人間が物を投げ込み、詰まってしまったせいで温度が下がり、今では中心部が緑になっています。
見どころ⑤ West Thumb
イエローストーン湖とつながった噴出口を見ることができます。
ここには冬、野生のカワウソもやってくるんだとか。
水の中にあるのにボコボコ言っている様は、今までとまた少し異なった趣です。
噴火している瞬間を見られるのは稀で、噴火の時間を予測できるものは数少ないです。
前回の噴火時刻が書いてあることが多かったです。
中には数年前の噴火のことも。
見どころ⑥ ヘイデンバレーでバイソンに出会う
バイソンは川の近く、草が生い茂っている場所に群れでいることが多いです。
ヘイデンバレーでバイソンを見られることが多いでしょう。
今回は、ヘイデンバレーに行くまでに道で出会うことができました。
イエローストーンでは、動物に近づくことは禁止されています。
ただ、バイソンの道路横断待ちの渋滞ができる時は、バイソンがすぐ隣をゆっくり歩く姿を楽しむことができますよ。
バイバイソーン、と子供たちも大興奮。
その後、バイソンバーガーを食べました。
食べられるとは聞いていたけれど、アメリカで売っているのも見かけたけれど、買う勇気はなく。
ここで初めて食べました。
ちょっと、獣臭い。
でも、決して不味くはない。
是非食べて見てくださいね。
見どころ⑦ Lower Falls と Upper Falls
イエローストーン川にはたくさんの滝が存在します。
その中でもLower Falls , Upper Fallsが有名どころ。
それぞれの滝にBrink of FallsとLook out point of Fallsがあります。
Brinkは瀬戸際という意味。
つまりギリギリに行けるよということ。
Look out pointは見ることができるポイント。
少し離れた位置から滝を美しく見ようということ。
pointは少し離れているので、どちらに行くか決めてから向かいましょう。
それぞれ車を駐車場に停めて、歩く必要があります。
Lower Fallsへの道は階段でしたが、しっかり舗装されていました。
brink pointは近づけますが、滝全体を見ることはできません。
滝を上から見下ろすイメージです。
Lower fallsはlookout pointでも良いかもと思います。
Upper fallsへ行く道は柵がありません。
かなり急勾配な狭い道を歩くことになるので、ベビーカーは大変です。
子供も落ちないかとヒヤヒヤしました。
現地の大きい人とすれ違うのは結構スリリング。
できればベビーキャリアで行くことをおすすめします。
見どころ⑧ マンモスホットスプリング
マンモスホットスプリングは、イエローストーン国立公園で一際変わった地形です。
白い岩の棚が続き、その一帯はほとんど緑がない。
木が生えていても枯れ木のような姿。
先ほど行った滝の草木が生い茂る姿とは全く異なります。
マンモスホットスプリングは火山活動によって、石灰岩が地上に噴き出している地形。
そのため、白く、お湯はほとんどない地形です。
気が遠くなるほどの時間をかけて形成された土地だということがわかります。
見どころ⑨ ボイリングリバー
イエローストーンの噴出は基本的にはマグマで熱された熱い液体。
唯一、入れる場所があるんです。
それがボイリングリバー。
その名の通り、熱された川です。
マグマで熱された液体が川に流れ込み、暖かい川になっています。
水着に着替えて入ることが可能!
ただし、自然の川ですので注意して入りましょう。
着替えるスペースもありません!
今回は洪水の影響で封鎖されていました。
イエローストーン国立公園に子連れの見どころ・挑戦したいこと
イエローストーン国立公園に子連れに特におすすめ。
- Junior Rangerに挑戦!
- ビジターセンターのレクチャーに参加
特にJunior Rangerは思い出に残るようで、1年以上経った今も、大事にしています。
イエローストーンのジュニアレンジャーに挑戦!
英語を話している親子がジュニアレンジャーの挑戦をしていたので、聞いてみることに。
- ビジターセンターで、冊子を購入
- 冊子に従ってページを埋める
- レンジャーに見てもらう
- レンジャーと宣誓式
これであなたのお子さんもジュニアレンジャー!
聞いて見たお母さんは6・8歳の男の子のママ。
その人によると、4歳から参加は可能だけど、8歳くらいがちょうどいいかも。
6歳はママの手伝いが必要で大変だった、と。
うちの息子はまだ4歳。
どうしようか・・と悩みましたが、「やりたい!」という息子の気持ちを尊重し、やってみることに。
結果、手伝いは確かに必要でしたが、4歳でも出来ました!
色塗りやYes or Noを選ぶような比較的簡単なページをこなし、レンジャーに見せに行きました。
“Good Job!!”とレンジャーのお姉さんに褒めていただきました。
得意げな息子。
右手を上げて宣誓式。
まだ小さく、英語がしっかりとは話せない息子に、少し簡略化した英語で宣誓式をやってくれました。
Junior Rangerの証として、バッジをもらうことができます。
刺繍でできた、しっかりとしたバッジ。
2歳の娘にもシールをたくさんくれました。
今でもカバンにつけて息子の自慢です。
ビジターセンターのクラスに参加!
時々、ビジターセンターで野生動物や自然の解説をするクラスがあります。
親子で参加すると楽しいですよ。
バイソンの背中があんなに出っぱっているのはなぜ?
実際の骨を見せてもらったり、勉強にもなるし、いい思い出になります。
イエローストーンにいる動物の毛皮を並べて、触らせてもらったり。
大人も勉強になります。
イエローストーン国立公園の見どころに行く時の注意点
イエローストーン国立公園に行くときには注意点もあります。
特に子連れでは注意が必要。
- 自然は危険がいっぱい
- トイレはない
- 日焼け・熱中症対策を
- 子供と歩く準備を
自然には危険がいっぱい!
SpringやGeyserは高温だったり、酸性の液体です。
体に触れると大火傷をすることも。
舗装されている道路は柵があるわけではありません。
子供が入ってしまわないように、転倒・転落しないように気をつけましょう。
”Do not Enter”と書いてあるところは入っては行けません。
地面があるように見えても、薄い地面で、下がSpringになっていることも。
舗装された道路のみ、歩くようにしましょう。
動物もまた、危険です。
無闇に刺激したり、近づき過ぎないようにしましょう。
トイレはビジターセンターで
各観光ポイントに駐車場があるところは、トイレが設置されています。
ただし、水洗でないことも多く、汚いものがほとんど。
ビジターセンターは非常に綺麗なので、ビジターセンターによってトイレを済ませると良いでしょう。
日焼け・熱中症対策を
イエローストーン国立公園は比較的涼しいことが多く、熱中症にはなりにくいです。
しかし、日差しは思ったよりも強く、対策が必要です。
自然のままの姿であるため、木がないところには日陰もありません。
子供と歩く準備を
イエローストーン国立公園は舗装された道路を歩くことがほとんどです。
しかし、子供は疲れたーと歩かなくなってしまうもの。
ベビーカーで行ける場所なのか、あらかじめチェックが必要です。
ベビーキャリアはおすすめです。
4歳ごろまでのることができます。
抱っこ紐より安定し、大人も子供も楽ですよ。
子連れトレッキングに便利なグッズ
子連れのトレッキングは、途中で歩くのをいやがっておんぶや抱っこになることがあります。
イエローストーンでも、このベビーキャリア、とてもたくさん見ました!
3〜4歳くらいまでは持っておくと安心ですね。
このキャリアを使うと、子供もよく寝ます。
体が固定され、ゆれないので眠りやすいんですよね。
寝ても重心がゆらゆらしにくいので持つ方も楽。
小さい子連れトレッキングにはおすすめです。
▼オスプレイのベビーキャリア
現地ではオスプレイをよく見ました!
▼モンベルのベビーキャリアを紹介
イエローストーン国立公園には見どころがいっぱい!
イエローストーン国立公園は見どころがたくさんあって、数日では回りきれないほど。
今回は南側を中心に、効率よく回るコースを紹介しました。
是非、公園内のホテルに宿泊して、堪能してください!
KKdayではイエローストーンの多くのツアーを開催しています。
3日堪能し、夕方に国立公園を出た後、West Yellow Stoneに宿泊しました。
West Yellow Stoneはお土産がたくさん売られている、お土産街といった感じ。
レストランも多く、雰囲気も和やかでゆっくりできますよ。
当ブログでは子連れでも楽しめた、旅行・お出かけを紹介しています。
ぜひ参考になれば嬉しいです!
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