この記事ではアメリカの離乳食についてまとめています。
「アメリカで離乳食はどう進めればいい?」
「日本とどう違う?」
アメリカで子育てを始めると、わからないことがたくさん。
食文化の違いから、離乳食もどうしていいかわからないことが多いですよね。
本記事の内容
- アメリカの離乳食を進める方法:時期・もの・アレルギーについて
- アメリカの購入できる離乳食
- 日本でもおすすめのGerberライスシリアル
この記事を書いている私はロサンゼルスで0歳から娘を育てています。
手に入れられる食材が日本とは異なるので少し苦労しました。
購入できる離乳食は非常に便利で、旅行も心配ないと思いますよ!
アメリカの離乳食の進め方
まずは、アメリカと日本の離乳食の違いはコチラ。
- 日本より早めに始める
- アレルギー製品も日本より早め(アレルギー注意対象は多め)
- 甘みを感じるものは後で
- 魚がない
いつはじめる?:アメリカと日本の比較
アメリカでは首が座ったら開始し、早い人は4ヶ月くらいからスタート。
4~6ヶ月の間に始めることがほとんどです。
アレルギーを発症しにくくなるように早めに始めるというガイドラインが出たためです。
小児科でも早めに開始するように勧められます。
アメリカは4~5ヶ月から、日本は5~6ヶ月から開始のため厳密にはイコールではありませんが、対応表です。
4ヶ月だと腰も全く座っていませんし、抱っこであげるのも大変です。
バウンサーに赤ちゃんを置いて、離乳食開始が便利でした。
アメリカの離乳食は進め方(市販のものも比較)
日本とアメリカの離乳食を、Stage毎に比較します。
Stage1 Supported Sitter(支えありのお座り)
開始方法はあまり変わりません。
日本では1週目は10倍がゆ小さじ1で開始し増量します。
その後2週目から野菜のペーストを1種類ずつ試していきます。
アメリカではライスシリアル・オートミールシリアルをミルクもしくは母乳で溶かして食べさせます。
おかゆと同じようなものですね。
次に、野菜・フルーツ・肉をドロドロの状態で開始します。
新しい食材を開始したら3日程度続けて、本当にアレルギーがないか確認します。
ナッツも4ヶ月とか早めにあげます!
最近、開始する順番が変わったそうです。
野菜、フルーツ、肉、ライスシリアルの順番。
Stage2 Sitter(お座り)
日本では7倍粥、少し水分の抜けたペースト状、マッシュポテトくらいの柔らかさのものを食べさせます。
アメリカでも同じく数種類の野菜・フルーツ・肉がまざったペースト状のものを食べさせます。
日本と違い、まだドロドロのペースト状のものが多いイメージです。
日本では魚がたんぱく源として登場していると思われますが、残念ながら魚が手に入りにくいです。
魚ではなく、肉のペースト状の離乳食が売られています!
Stage3 Crawler(ハイハイ)
日本では5倍粥、軟飯になり、歯茎でグニュとつぶせるものは食べれる頃です。
アメリカではStage2から3になると急に形のあるものになります。
小さいパスタや細かく切った野菜が登場します。
Stage3になると赤ちゃんのお菓子がたくさん売られています。
Stage4 Toddler
ここまでくると、大人の料理を味付け前に取り分けて食べられるころですね。
アメリカでもしっかりと形のある、見た目もおいしそうなものが売られていますよ。
離乳食で気を付けるアレルギー
アメリカではナッツ類のアレルギーに最も注意します。
多くのpreschoolで、持ち込み禁止されています。
他にも、小麦・大豆も注意されています。
日本で離乳食としてよく登場するうどん、お味噌汁、豆腐は勧められていないのです。
アメリカでは離乳食は買うもの!?
アメリカでは離乳食は基本的には買うものです。
もともと、日本に比べると自炊をする人が少ない国です。
朝食は簡単にすまし、昼食は購入、夕食は外食、なんてことも日常だそうで・・
共働きの家庭が多いという背景もあり、「離乳食は買うもの」という意識があるそうです。
どこで、どんなものを買える?
アメリカでは普通のスーパーで1コーナーがベビーフードコーナーになっています。
いくつものスーパーに行きましたが、どのスーパーもベビーフードコーナーは充実しています。
日本に比べると、とても種類も量も豊富!
アメリカにどんなスーパーがあるのかはコチラの記事をどうぞ。
渡米直後、隔離期間中に困ったらいけないと思い、買いだめをしたら冷蔵庫が離乳食だらけになりました。
アメリカの離乳食は体に悪くないの?
悪くないと思います。むしろ栄養分が考えられています。
多くのベビーフードが無添加です。
鉄分や必要な栄養分が足されているものも多くあります
“Natural flavored”
“No artificial flavors”
など、表示されています。
「人工物を加えていませんよ」という事です。
アメリカの離乳食は高い?
日本と比較しても高くないと思います。
1ビンで$1~2程度で買えます。
キューピーの離乳食の瓶とあまりかわらない値段です。
アメリカの離乳食実例紹介!
スーパーで買える離乳食を紹介します。
Gerber、Gerber Organicシリーズ
一番リーズナブルでよく見かけるものはGerberシリーズ。
1st foodからお世話になっています。
Gerber Organicシリーズは緑色のパッケージでGerberシリーズより少し高めです。
1st foodからお世話になっていますが、ちょっと味が濃い目?
日本のnaturalなものとは少し味が違います。
HAPPY-babyシリーズ
このシリーズもよく見ます。
『target』という日用品を売っているスーパーで大量の種類を見ました。
お値段もリーズナブル。
Beech-Nutシリーズ
1st foodの時に特にお世話になりました。
余談ですが、この写真のbutter squashって何かわかりますか?
カボチャのことです。
カボチャってpumpkinだと思っていました。
ハロウィンのイメージがあるオレンジのカボチャ、これをsquashといいます。
simple truth organic シリーズ
『Ralphs』という庶民派スーパーで購入。
このシリーズは、もう少し大きくなった2~3歳向けのお菓子もあるのが特徴です。
日本でも購入できるGerber ライスシリアルの紹介
実は、Gerberライスシリアルは日本でもおすすめできます。
理由は以下の4点。
- 日本の離乳食に不足しがちな鉄分/DHAが摂取できる
- 作るのが簡単
- 作り置きしなくていい
- 災害時の避難食に良い
シリアルと聞くと、牛乳をかけてたべる朝食のシリアルと思いがちです。
このGerber ライスシリアルは、粉です。
ミルクか母乳を混ぜて食べます。
日本の離乳食は鉄分が不足しがちといわれています。
Gerber ライスシリアルは鉄分が入っているので、補給になります。
実際にアメリカで離乳食の進め方はこうした!
結論から言うと、アメリカの離乳食を購入して日本の進め方で行いました。
理由は簡単で、主に3つです。
- 日本の離乳食の進め方しか詳しく知らないから
- だし・醤油の味、日本の味も食べてほしいから
- やっぱり作った方が安いから
具体的に紹介しますね!
生後6ヶ月で渡米しました。
日本で、少し早めに5カ月から離乳食を開始しました。
10倍粥、野菜ペースト、白身魚のペーストは挑戦済み。
少しでも食べられるとわかっているものがあると安心です。
具体的には6ヶ月は日本ではゴックン期、アメリカではStage2になります。
ゴックン期として、10倍粥と市販されているStage1の野菜や果物のペーストを使いました。
つまり、Stageを日本の時期に合わせてずらして使っていました。
Stage1を6ヶ月、Stage2を7ヶ月~といった具合ですね!
とはいえ、手作り離乳食も作っていましたのでアメリカで手作り離乳食についてはコチラをお読みください。
アメリカの離乳食は購入で簡単だった!
- アメリカの離乳食の基礎知識(Stage1~4)
- 離乳食はスーパーでたくさん売っている
- 日本でもオススメできるライスシリアル
- 実際にどうやってすすめたか
以上をお伝えしました。
観光の時にもスーパーで買えるので安心ですね!
子連れロサンゼルス生活を楽しんでいきたいと思います。
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