この記事では子連れで飛行機に乗るときの席選びについてまとめています。
「子連れで飛行機に乗るとき一番楽な席は?」
「どのタイミングで乗り込む?」
など、初めての時は不安もたくさんありますよね。
私は0歳・2歳を連れてロサンゼルスに引っ越しました。
2・4歳連れでLA→日本の経験も。
0歳・1歳連れでも子連れ海外旅行に行っています。
その経験を含めて席選び・乗り込むタイミングをまとめます。
子連れ飛行機のおすすめ座席位置
- 赤ちゃんはバシネットが使える前
- 小さい子供は前か後ろ!
- 小さい子供は通路側NG
子連れ飛行機のおすすめ座席
プレミアムエコノミーがおすすめ
短距離ならエコノミーでもなんとかなる!
子連れ飛行機での声の掛け方
周りに一声かけるだけでもだいぶん違う
英語でも声をかけてみましょう!
飛行機をできる限り楽しむには席は重要です!
ビジネス・プレミアムエコノミー・エコノミークラスに子連れで乗った経験があります。
それぞれについても解説しています。
子連れで飛行機に乗ろうと思っている人
赤ちゃん連れで飛行機に乗る人
子どもが座りそうな席を知りたい人
子連れ飛行機の座席は一番前か後ろがおすすめ
子連れ飛行機の座席位置は一番前か後ろがおすすめです。
- 一番前の席でバシネットを利用
- 一番後ろで席を倒して広めに使う
この2箇所が最も他の人に迷惑をかけにくい場所だから。
多くの赤ちゃん連れ・子連れが前か後ろを利用します。
赤ちゃん連れはスクリーン前でバシネット
赤ちゃん連れには、バシネットを予約して前方の席がおすすめ。
前方がおすすめの理由はこちら。
- バシネットが使える
- 足元が広い
- 到着時に早めに降りれる
- 赤ちゃん連れが多く、精神的に楽
バシネットを予約すれば、一番前の予約になります。
電話で予約が必要です。
航空会社によってはバシネットを予約できないところもあるので、必ず確認を。
バシネットとは、座席で赤ちゃんを横に寝かせられる簡易ベッドです。
長時間フライトでは、ちょっと赤ちゃんを置ける場所があると助かります。
邪魔になれば途中で外すことも可能。
足元が広い
フライトに飽きてしまった子供が少しの時間であれば足元に降りることができます。
ちょっとしたことですが、子供には気分転換になって重要です。
到着時に早めに降りれる
トランジットがある場合は、前方の席を予約しましょう。
降りるのが遅くなると、入国審査でも長時間並ぶ必要があります。
ただでさえ時間がかかる子連れ飛行機。
少しでもトランジットに余裕が持てます。
前方の席は赤ちゃん連れが多い
実際、長時間フライトで4組くらいの赤ちゃん連れがいました。
前方に席を取り、順番に泣く赤ちゃんをあやすため座席を立っていました。
周りに同じ境遇の人がいると安心ですね。
子連れ飛行機、座席の最前列を使うときの注意点
運良く、最前列を予約できたあなたはラッキー!
注意点が2つ。
- 荷物は足元に置けない
- バシネットがあるとひじ掛けがあげれない
荷物は足元に置けない
ごく小さいものは持っておけますが、足元に荷物が置けません。
子連れ飛行機でが持ち物が非常に増えます。
ぐずった時のおもちゃやお菓子。
頭上にしか、荷物が置けないのはデメリット。
バシネットがあるとひじ掛けがあげれない
バシネットがあるとつっかえて、ひじ掛けがあがりません。
赤ちゃんがバシネットを使い、2歳児は横になりたい。
ひじ掛けがあげられず、横になれない。
バシネット+横になる子供連れならFLY-TOTがおすすめ。
足元に広げることで、椅子がベッドに早変わりしますよ。
子ども(幼児)連れは後ろもオススメ
2歳以上など、少し大きくなれば後方の席もおすすめ。
- 混みにくいので周りが空いていることも。
- トイレが近い
混みにくい
飛行機は前方から席が埋まっていきます。
そのため、後方は空いていることが多いです。
早めに予約をしておくと、子供だと他の人にわかるので、嫌な人は避けてくれます。
トイレが近い
おむつが外れたところだと、急におしっこ!なんてことも。
トイレが近いと安心です。
子連れ飛行機、座席の後ろの列を使うときの注意点
- 音が気になる
- 到着時は待ち時間が長くなる
- ごはんが最後で選べないことも
音・人が気になる
トイレが近いので人の行き来も多くなります。
音も気になりますし、授乳も人目が気になるところ。
到着後待ち時間が長くなる
前の席から順番に降りていくからです。
子連れで、トランジットがある場合は後ろの席は避けましょう。
機内食を選ぶのは最後
機内食は前から順に配っていくので、後方だと種類がなくなる可能性があります。
子供のご飯は予約するので
無くなりませんよ♪
子連れ飛行機の座席ランクはプレミアムエコノミーで
子連れ飛行機のおすすめはプレミアムエコノミーです。
理由は、以下の通り。
- ある程度広さが確保される
- 肘掛けが上がる
- 値段もビジネスよりは安い
それぞれの座席クラスのレビューです。
ファーストクラス以外、子連れ飛行機を体験しています。
ビジネスクラスはひじ掛けがあがらない
メリットは広いこと。
デメリットはひじ掛けが上がらないこと、値段が高いこと。
十分な広さがあり、子どもが遊んだり動くには困りません。
座席の間にしっかりとしたひじ掛けがあり、そこにボタンがついています。
寝相が悪い子供は足・肘でボタンを押してしまうんです。
CAさんが何度も来てしまう事態に・・・
何度もCAさん呼ぶのは困る・・
プレミアムエコノミーは広さ十分
メリットは子どもには十分な広さ
デメリットは少し値段が高いこと
大人より子供の方がスペースが必要なんですね。
2~4歳くらいにはプレミアムエコノミーの広さがちょうどいいかな、と思います。
子連れ飛行機は何かと荷物が増えます。
足元に置けるスペースがあるのも重要です。
エコノミーは子連れには狭い
メリットはリーズナブル。
デメリットは狭いこと。
エコノミーはどうしても前後の距離が近いので、前の席を蹴ってしまうことが考えられます。
特に、2歳以下で抱っこでエコノミーに乗ると足を伸ばせば前の席。
大人も身動きが取れず、長時間フライトには向きません。
子連れ飛行機の座席の座り方
結論は通路側に大人、その隣に子供を座らせることです。
通路側に子供を座らせると危険!
頭や脚がカートにぶつかってしまうんです。
海外の航空会社だと、カートを押すのも荒いですから、気をつけましょう。
大人1人と子供1人で座る場合(大人2人と子供2人も同様)
- 2人席があれば通路側に大人、隣の窓側に子供
- 3人席なら通路側に大人、窓側に子供
- 4人席なら通路側に大人、その隣に子供
ちょっと裏ワザ?
3人席の場合、真ん中を開けて大人と子供で予約をしておけば、間に人が入ってくる可能性が減ります。
もし間に人が入ってしまったら、搭乗カウンターで席を変えてもらうか直接言えば、席を交代してもらえますよ。
ただ、100%ではありませんので自己責任で予約してください。
この方法は予約時に航空会社からおすすめされました。
通路側に子供がいると、頭や足を出して人やカートにぶつかることがあります。
特にカートは前が見えない状態で押していることも多いので危険です。
大人2人と子供1人で座る場合
- 3人席で間に子供
- 4人席なら大人が両端、子供と空席を間に
空席を挟む理由は説明した通りです。
間に人が入ったら交代してもらいましょう。
大人1人と子供2人で座る場合
- 3人席で大人が通路側、子供2人を窓側に
- 3人席が真ん中(2-3-2のシート配列)であれば真ん中に大人もあり
通路側に子供がいると危ないことがあることは書きましたが、大人1人に子供2人であれば仕方ありません。
ある程度の年齢でしょうから、しっかり言い聞かせましょう。
2人のトイレや機内食に対応したり、両通路に出られる真ん中に大人が座るのが便利だと思います。
子連れ飛行機で飛行機に乗りこむタイミング
- 幼児は優先搭乗で最初に乗る
- 赤ちゃんは最後の最後に乗る
大勢の人が一気に乗り込み、荷物をかたづけたり、と最初の難関です。
年齢によっては最後に乗る方が楽なこともありますよ。
優先搭乗
基本的には子連れ飛行機は荷物が多いので、最初に乗ってしまった方が楽です。
最初に乗って、子供にはiPadなどでおとなしく座っておいてもらいましょう。
その間に荷物整理をして頭上と足元へ。
すぐに分けられるように事前の準備が大切です。
最後に乗る
赤ちゃんは飛行機に最初に乗ると機内で泣き出してしまうことも。
広い待合でぎりぎりまで待って、最後に飛行機に乗り込むことをおすすめします。
タイミングが合えば、ぎりぎりに授乳をすませると良いです。
子連れ飛行機で重要なポイント
周りの人への挨拶・配慮は大切
日本人は苦手と言われますが、勇気を出して隣の人・前後の人に声をかけましょう。
出発前に「ご迷惑をおかけすると思います。」
到着後に「騒がしくしてすみませんでした。」
これだけでも、本当に周りの方の気持ちが変わります。
実際、私たちもご挨拶をすると「いえいえ、大変でしたね。お疲れ様です。」と言って頂いたこともあります。
英語のでの挨拶も書いておきます。
“I’m sorry to trouble you, because of my kids”
(子供がいるので、ご迷惑をおかけすると思います。)
“I’m sorry that my kids/son/daughter was really loud.”
(本当に騒がしくしてすみませんでした。)
気持ちを込めて挨拶することが大事です。
片言の英語だって、良いと思います。
sorry, my kids.. will be noisy…とかでも通じるハズ!
子連れ飛行機に冷たい態度を取られたら
日本へ帰る飛行機内で舌打ちをされたことがあります。
3時間は泣いていたので、仕方ないか、と思う面も。
でも、悲しい気持ちになりますよね。
そんな時は、無視が一番。
日本人はそこで助け舟を出してくれる人はほとんどいません。
でも、その人以外、応援してくれる人も多いものです。
正直、海外(アメリカ)の人には嫌な顔されたことがほとんどありません。
子供を大事にする文化の違いですね。
まとめ
この記事では子連れ飛行機の座席について紹介しました。
- 子連れ飛行機の座席場所の選び方とメリットデメリット
- 子連れ飛行機の座席ランクについて解説
- 座席位置の指定方法、子ども大人人数別で解説
- 飛行機に乗り込むタイミングは優先搭乗か最後
- 子連れ飛行機で需要な事は周りへの一言、英語の言い方も紹介
大変なことも多い子連れ飛行機ですが、できるだけ楽しむ工夫をしましょう!
どうしても大変な時はCAさんに助けを求めましょう。
一緒に頑張りましょう!
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